札幌某所 お寺さまのエアコンクリーニングの巻。
様々なお客様からエアコンクリーニングのご依頼があります。
今日ご紹介するのはお寺様のエアコンです。
【お寺と神社の違い】
一般的に鳥居があるのが神社、お墓や仏像があるのがお寺という
認識が浸透しています。
お寺とは 仏尊像を安置、仏教の教えを説く僧侶の住むところ。
仏様を祀り、仏像をすえ、僧が仏法をおさめる為に存在しています。
僧侶・尼さん・住職などがいて、御本尊として仏様が安置されている。
神社とは 日本の神様の御魂を祀り、祭祀を行うところ。
神社は神道に属し日本神様が祀られています。
中でも「神宮」称号のついた建物は神社の中でも、格式の高いもの。
大社、神宮、神社はいずれも神道に属し、様々な名前で呼ばれます。
特に大規模な神社は神宮や大社と呼ばれます。
失礼の無いよう、さっそく作業開始です。
一見すると吹き出し口の汚れ具合が気になる程度です。
ただ全体的に膜がかかった様な変色を感じました。
おおぉ・・・
フィルターを見ると、中々の状態でした。
人差し指でハジクと黒い粉煙がふわ~っと飛び散るのです。
これはお線香によるスス汚れ(炭素成分)のせいでしょう!
ともなればプラスチック面や金属面なら、すぐに洗剤による除去は可能。
しかしクロスや壁紙には絶対触れない。 注意! 注意!
全部バラすとこんな感じです。
ドレンパン部も全体的に変色し、細かい粒子汚れのようです。
これは強アルカリ洗剤の浸け置きがベストと判断。
もちろんドレンポンプも中までキレイにします!
熱交換器もスス汚れでコーティングされているようです。
洗浄開始から約1時間半後の死闘の結果・・・
パーフェクトです。
日程の関係で久々の1人作業。
バラシ・洗浄・拭き上げ・組み上げ・カメラマン・・・
これって意外と結構、充実感味わえます。
すべて滞りなく作業は終了致しました。
今回は友引の日程調整ということで、最終的に1人作業となってしまい
少々お時間がかかってしまいました。
今回のお寺様のようなスス汚れは、粒子が細かい分
エアコンへの影響は当然あります。
ただ・・・
故障やエラーといった変調が、
通常より出ずらいのかも知れません!
その代わり起きた時は、重大な故障の場合が多いと思います。
簡易的にできるフィルター清掃を定期的におこない、
今回のような分解クリーニングは故障の有無に関係なく、
3年~5年に1度実施して頂ければ間違いなく
安心して末永くお使い頂けると思います。
エアコン クリーニングのご用命は
日美装建 株式会社
TEL 011-700-0132