札幌 某医院の床剥離清掃の巻。
床材にWAXをかけるのはもちろん美観のためでもありますが、
床材を保護するためでもあります。
でも必要以上にWAXをかけるとくすみが早くなり
後々の経済性を考えてもよいことはありません。
定期清掃とはその施設のオーナー様と私達とで交わす約束です。
施設の利用状況を考慮して、どれくらいのサイクルで実施すべきか?
また清掃内容はどこまで手をかけるのか? 予算はどれくらいか?
これらを基に話し合い決定するのです。
【POINT】
*飲食店系であれば1~3ヶ月毎におこないます。
*飲食店以外で施設内を外履きで利用する場合は、3~4ヶ月毎におこないます。
*飲食店以外で施設内をスリッパ履きで利用する場合は、おおむね半年毎。
*医療関係であれば3~6ヶ月毎が妥当でしょう。
*オペ室や血液を扱うセンター等は1~2ヶ月毎です。
(あくまでも目安で、来館頻度や利用状況で変わります)
WAX清掃は必要以上おこなう必要はありません。
むしろWAXが無駄に厚くなり、床面の光度も徐々に下ります。
また古いWAXと新しいWAXとの間に汚れを抱き込んでしまい、
光度の低下とあわせて、汚れのくすみが生じ始めます。
そうなるといくら機械洗浄をしても、汚れによるくすみは除去できず、
光沢が上がるだけなのです。
こうなりますと自然と施設内が暗く感じ、悔しいですが気分も晴れません。
これを解消するには、
剥離清掃をするか、床材を張り替えるか しか方法はありません。
でも後者は費用も工期も嵩み、現実的ではありません。
*剥離清掃とはWAX成分を溶かす剥離剤を用い、WAXを完全に除去してから
初期の段階に復元することです。
剥離清掃も経過年月で差はありますが、目安として
通常のWAX清掃費用の4倍~5倍程度が一般的でしょう。
それでは実例をご紹介致します。
床材の表面模様の中に汚れが入り込み、くすみの濃淡がはっきり見えます。
これをもっと年月をかけると、けもの道がはっきりと現れてくるのです。
ここからスタートです。
縁切り部分は、このようにしっかり養生をして、
剥離剤が流れ込まないようにします。 一番重要な作業となります。
この色の差 わかりますか?
端の方はすべて手作業で先に仕上げます。
これだけ、汚れでくすんでいたのです。
作業風景です。自分の目と指先だけが頼りなのです。
業界の方ならわかりますが、剥離は溶剤の希釈率や塗布後の経過時間、
そして水かお湯かでまったく別モノになります。
約5時間経過後…こうなりました。
大変でしたが、ぱ~っと明るくなりました! 素晴らしい出来です!
この中にはご紹介できない沢山の裏ワザ(企業秘密)が隠されているのです。
言えません・・・
オーナーの皆様方へ
床についてあきらめていませんか?
けもの道が出来始めたら、それはもう剥離サインです。
手遅れになる前に・・・
少々出費はかさみますが、間違いなく激的に変わります!
床WAX清掃・床剥離清掃のことなら
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