06 1月

粉モノを扱うお店さまに多いエアコン症状!

何度かブログにも載せていますが

粉モノを扱う飲食店に代表されるのが

うどん屋さん、お蕎麦屋さん、パン屋さん、

お菓子屋さん・・・日本人は粉モノが大好きです。

 

その店内や工場内に設置されているエアコンは

かなり無理をして稼働しているのです。

 

エアコンの代表的な仕組みは次の通りです。

真ん中の大きなファンが回転し、大量の室内空気を吸い込みます。

青矢印が吸込みです。黒いフィルターが第一の盾となって

室内に浮遊しているホコリ等をキープします。

 

その空気の流れが熱交換器(フィン)の隙間を潜り抜けて

温風または冷風となって赤矢印から吹き出します。

 

 

フィルター清掃等のメンテナンスが追い付かない状態で

長期間使い続けるとこうなります。

目詰まり状態です。 このように表面に着きはじめると

熱交換器の内部は粉交じりの汚れでびっしりです。

そうなると風の逃げ道がかなり限られます。

 

これは水の溜まるドレンパンとファンの状態です。

ファンはキレイな状態でもそれなりの重量があります。

当然汚れが付着すると重くなり、

その分モーターに負荷や振動を与えるのです。

 

 

ドレンパンに溜まった水を吸い上げる働きをするのが

ドレンポンプです。

仕組みは①のフロート(浮き)で溜まった水位を検知し、

②のドレンポンプ吸い込み口より吸い上げます。

それをホースを通じて配管に逃がし、放出するのです。

このドレンパン内の状態で、ポンプやフロートが正常に作動するのでしょうか?

それは常に故障と隣合わせ状態かと思います。

 

 

 

またちょっと話が戻りますが,

フィルターが真っ白に汚れが堆積されていると・・・・

空気を大量に吸込めない!

 

 

熱交換器フィンの状態が凄い目詰りだったりすると・・・

隙間を通れない!

 

 

自動運転にしているが吸排気効率が著しく低下している為、

いつまでも設定温度に到達できず、

運転しっぱなし状態となります。

無駄な消費電力!

 

 

最悪のケース(珍しい事では決してありません)

連動している外の室外機のコンプレッサーに

長時間レベルではなく、長い年月による

過負荷が原因で破損してしまうのです。

これが壊れますと

系統全部のエアコンが使えなくなるのです。

出費も痛手ですが、お店や工場の営業に

障害を来たす事になり兼ねません。

 

それほど粉が舞うお部屋はエアコンにとって

辛い過酷な環境と言わざるを得ないのです。

 

これは天カセ4タイプでも天吊りタイプでも

ビルトインでも・・・・機種が変わっても一緒です。

 

とあるお店様では業務の一環として

毎日フィルター清掃を盛り込んでいるところもあります。

また分解洗浄のタイミングやメンテナンス方法の

御相談を頂く企業様もいらっしゃいます。

 

食品を守る。

またそこで働く従業員様を守る。

この観点から今一度、エアコンの点検を

してみては如何でしょうか。

 

エアコンの洗浄、メンテナンスの御相談は

日美装建 株式会社にお任せ下さい。

TEL 011-700-0132

 

 

 

 

 

 

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