北海道札幌市でエアコンの掃除を検討中の方へ!水漏れの原因を解説!
□エアコンが水漏れする原因とは
原因が分かれば慌てずに対処できます。
今回は原因とその解決方法をご紹介しましょう。
エアコンの水漏れの原因を特定するためにチェックするべき項目は、たった2つだけです。
それは、「外のホースから水がきちんと流れ出ているか」と、「掃除をしても水漏れが直らないか」、の2つです。
水が出ている場合は内部やフィンの結露です。
水が出ていない場合はドレンホースの詰まりに注意しましょう。
このドレンホースの詰まりが水漏れの原因の8割を占めていると言われています。
室内機側のドレンホース内を吸引
内機と外機のドレン経路が短い場合の外からのアプローチ
これらは自分で掃除をして解決できますが、それでも直らなかった場合は部品の故障やドレンホースの劣化、
雨水の侵入やエアコンの傾きなどが原因に考えられます。
これらは素人が扱えるものではないため、修理業者の方に頼みましょう。
□ドレンホースの掃除の仕方を教えます
上でエアコンの水漏れの約8割がドレンホースに原因があると述べましたが、
そのドレンホースとは何なのか、また掃除の仕方について紹介します。
ドレンホースとは、エアコンの室外機で発生したドレン水を室外に排出するじゃばら状のホースのことです。
ドレンホースにはエアコンの内部からゴミやホコリや虫、また外からもゴミが入りやすく、
それらが詰まることで排水されずに逆流し水漏れが起きてしまいます。
ドレンホースを掃除するときに選択肢が2つあり、家にある家庭用の掃除機を使うか、
1,000円から2,000円程のドレンホースクリーナーを購入して掃除をしましょう。
ドレンホースクリーナーとは大きな注射器のような形をしており、
自転車の空気入れのように出し入れを繰り返して使用します。
それぞれの掃除方法を簡単に見ていきましょう。
掃除機を使う場合は、まずコンセントを抜き室内機の送風口にゴミ袋を貼り付けます。
そして室外のドレンホースの先端が上向きになるように持ち、掃除機でゴミを吸い込みましょう。
掃除機の電源を切ったらドレンホースから離し、下に向けて溜まった水を出します。
次にドレンホースクリーナーを使う場合の掃除方法ですが、
まずは部屋に汚水が流れるのを防ぐために、送風口にタオルや雑巾を当てることをおすすめします。
ドレンホースクリーナーをドレンホースに合わせ、クリーナーのハンドルを押し引きしてゴミを取り除きます。
ここで注意が必要なのですが、ハンドルを押すときはホースから取り外し、つないでいる間は引く動作だけを行います。
水が出るまで押し引きを繰り返します。
以上でドレンホースとは何か、また掃除の仕方を見てきました。
想像よりも簡単だったのではないでしょうか。
外のホースから排水されておらず、水漏れの原因がドレンホースだと考えられる場合は一度自力で修理をしてみても良いでしょう。
それでも改善されなかった場合は業者の人に見てもらうことをおすすめします。
□エアコン内部に原因がある場合の対処法について
今度はホースから水が出ているにもかかわらず水漏れしている場合、
つまりドレンホースが原因ではない場合についてもう少し詳しくお話しします。
大きく分けて3つの原因があります。
*フィンが結露している
エアコンの奥にあり、空気の温度を変える役割を担っているのがフィンです。
フィンに結露が大量に発生してしまった場合、ドレンホースだけでは排水が間に合わずに水滴として漏れ出てしまいます。
結露を取り除いてドレンホースから排水ができるように、フィンを掃除すると良いでしょう。
フィンの掃除は簡単で、カバーとフィルターを外して、掃除機でフィンのホコリを吸います。
その後フィンにエアコンクリーナーを吹き付けて約10分放置し、フィルターとカバーをもとに戻すと完了です。
*ドレンパンの汚れを落とす
ドレンパンとはフィンで発生した結露などの水分が、ドレンホースを通って排出される前に溜まる場所です。
ここが汚れていると、溜まった水がうまく排出されないために水漏れが発生してしまいます。
ドレンパンの掃除は自力で行うのは難しいため、業者に頼む方が良いでしょう。
ドレンパン洗浄前
ドレンパン洗浄後
*部品の故障
以上に述べた全てがきれいであるのに水漏れが起こってしまっている場合、内部の故障が考えられます。
部品の故障による水漏れもまた自分では解決することができないので、業者に相談するとうよいでしょう。
□まとめ
今回の記事では、エアコンの水漏れの原因と自力で対処できる場合はその対処方法について紹介しました。
夏という季節の命綱とも言えるエアコン。
エアコンが壊れてしまう前に、水漏れを発見したらなるべく早く対処しましょう。
北海道札幌市にお住まいのエアコンで困っている方はぜひ当社にご相談ください。