某ファミリーレストランのダクト清掃の巻。
札幌 深夜0:00 某ファミリーレストラン
今日は厨房のダクト清掃です。
ダクトは調理時に出る油煙等を強制的に排気するもので
定期的なメンテナンスは重要となります。
第一の壁であるフィルターは効率よく吸い込む為のもので
粒子の大きい油はここでキープされ油トレイに溜まります。
内部のダンパー部は一気に吸い込む入り口となり、
火災時には内部のヒューズがある温度により溶けて
蓋が入り口を塞ぐ仕組みになっています。
さすがです! 外観はやはり空いている時間を利用して
清掃を毎日しているのです。飲食店の見本ではないでしょうか! 感謝!感謝!
それでも内部はなかなかの状態が当たり前です。
私たちはダクト清掃に入る際は決まって閉店後直ぐです。
1日の戦いが終わった後のまだ熱いときに手をかけます。
大げさな表現でしたが・・油がまだ柔らかい時という意味合いです!
コチラのタイプはリベット止めで分解は不可。 この状態で
作業を開始します。
油用洗剤(強力タイプ)を噴霧→そぎ落とす→噴霧→そぎ落とす
この繰り返しで除去を進めます。
こうなります! 特に下の部分はなかなかの曲者です。
フィルターや油ドレンはバラシて浸けおきします。
これも大変な作業です。
内部のメッシュも外して汚水の色を見ながら判断します。
ピカピカです。素晴らしい!
同じ厨房内でも場所により、程度が変わります。
焼き場付近は焼き付け塗装みたいなもので、かなり手ごわいです。
清掃前
バラせるものは浸けおきが出来るので隅々までキレイに復元できるのです。
新品のようです。
全部で6基 何とか一晩で終了できました。
厨房部は管理(メンテナンス)が重要となります。
汚れたまま使用を続けると排気効率が落ち油煙がホール部に
流れ店内があっという間に油っぽくなります。
また酷く最悪な状態になると・・・火が出た際、
ダクト内に火が回る恐れがあるのです。
ですからそうなる前に一度定期的な点検やメンテナンスをおこない
クリーンな環境を守る必要があるのです。
ダクト清掃のことなら
日美装建 株式会社
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