札幌 ダクト清掃 厨房設備 排気ファンの巻
私は現調(現場調査)が
大好きです。
未知の領域に入る感覚。
実際にSTAFFが入って
作業を進めている幻想。
がしかし
このダクト清掃の現調には
上・下がつきものです。
天蓋部分ですとホール内で
楽です。
でも横引きやファンの下見だと
天井裏か屋上です。
そろそろ体をシボらないと
天井に穴を開けてしまいそう・・・
今日は排気ファンのお話です。
排気ファンには
いろいろ種類があります。
⇧【片吸込み型シロッコファン】
用途は広く給気・排気・換気
幅広く用いられている。
ベルト駆動なので
定期的な点検が必要となる。
⇧【斜流ダクトファン】
低騒音タイプで風量も多い
小型なら狭いスペースでもOK
⇧【ストレートファン】
消音性が高く
ホテル・病院・商業施設など
広く使われている
⇧【有圧換気ファン】
大型施設・工場・倉庫など
換気用に使われている
排気ファンは
仕込みの時間帯から
営業が終わるまで
づっと回りっぱなし。
となると
電気代が凄いことになります。
ここで登場するのが
インバータ制御。
自動で風量を調整して
無駄な消費電力をカット!
同時に騒音、振動も軽減!
エアコンもそうですが
このインバータ制御のお陰で
環境を常に適正になるように
整えてくれる優れモノですぞ!
点検についてですが・・・
まず運転時の音です。
⇧これは回転羽根のカバーみたいなもので
油の層が厚くなると特に
中心より下部に
熱で柔らかくなった油の層が下がり
厚みで羽根に干渉しだすのです。
ゴォー・・・
ガァガァガァ・・・
スゥ・・・・
ヒュー・・・
⇧下の2つなら問題ないのですが
上ですと何かあるかもしれません。
①ファンの油汚れ
②ベアリング不良
③ダクト内部の汚れ
あと振動です。
これは判断が難しいですが
写真を御参照下さい。
⇧台座部分に黒い耐震ゴムが
各ポイントに装着されています。
設置方法が置き型の場合は
これが通例です。
⇧これは天井から支持金具で
吊っているタイプです。
四角い枠内に黒い耐震ゴムが見えます
これらの耐震ゴムが
摩耗・劣化により
耐震性能が低下すると
①直接振動が伝播する
②共振作用で周りに影響を与える
③排気設備に直接伝わり
騒音・不快感を与える。
耐震ゴムの交換で劇的に改善されます。
次はVベルトです。
⇧このように劣化すると
痩せてきて固くなり割れ出します
最悪は切れてしまい
一切吸込まなくなります。
初期の段階では調整で改善されます
定期交換が一番確実となります。
最後にベアリングです。
⇧これは回転羽根を受ける部分で
片持ちタイプ(ベアリング1ヶ所)
両持ちタイプ(ベアリング2ヶ所)
上部の突起物(注入口)より
グリースアップをおこないます。
最低でも年1回は点検実施が
必要です。
これらは皆さまが安心して
調理できるよう
年1回 排気ファン廻りの
点検と題して
専門業者にメンテナンスを
してもらうべきでしょう。
①運転時の音・オイル漏れ点検
②Vベルト調整又は交換
③耐震部分の目視点検
④ベアリング グリースアップ
厨房排気設備メンテナンスの事なら
日美装建株式会社にお任せ下さい。
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