21 12月

冷媒フロンガス R22 2020年生産終了の巻。

エアコンが一般的に普及し始めたのは1960年代だそうです。

もう60年近く進化し続けているのです。

確かに暮らしも豊かになりましたが、それに伴う副産物として

自然環境問題もつねにクローズアップされています。

 

特にエアコンで使われる冷媒フロンガスは

オゾン層破壊問題から、次なる試練として地球温暖化にまで、

影響を与えないモノへと常に変化し続けているのです。

 

今回のエアコンは年代はわかりませんが

20年近く経過していると思われ、使用冷媒フロンガスの種類は

R22でした。

*冷媒フロンR22は2020年で生産が終了します。

 

【簡単に解説します】

①現在R22を使用するエアコンはまだ全体の2割以上もあるそうです。

②このR22は2020年で生産が終了します。

 *このガスは冷媒の充填修理等の際のみ必要となります。

③現在もR22の価格が30%近く高騰し続けているのです。

④R22は2020年には在庫分だけとなります。

⑤故障が発生した場合、部品調達も含めて冷媒ガスの入手が

困難となり、修理ができない状態に近い将来なります。

 

 

この様な機種(R22)のエアコンを使用しているオーナー様へ

*1998年以降の製品よりR22が使用されているものがあります。

 

今もこれからも正常にお使い頂ける場合は何も問題ありません。

でも2020年以降で何か大きな故障が起きた時は、

修理出来ないと思った方がいいと思います。

 

もしも現在、すでに故障でお悩みの場合は新機種と入れ替えを

された方が経済的かと思います。

 

 

 

それでは分解清掃の開始です。

ダブルファンタイプで中々重厚なものです。

汚れも重厚です。

 

 

 

キャビネットもかなり重たいもので、プラスチック製の劣化が進んだものは

すぐに亀裂や破損につながりますので作業は慎重に・・・

やはり経年劣化のせいでしょうか腐食ヶ所が見受けられます。

モーターマウント部も水が残らないように注意します。

 

ここから洗浄です。

劣化部分もありますので洗剤は通常よりやや薄目で

長時間洗浄で行きます。

このポンプとフロートは作りがしっかりしているものです。

少々では壊れないでしょう。すごい!

ここまでが限界のようです。かなりキレイになりました。

変色しているところは腐食のためです。

キャビネットやフィルターも慎重に洗浄・拭き上げました。

ジェットエンジンみたいなファンもドレンパンも

素晴らしくキレイになりました。

 

これで内機は大丈夫かと思われます。

室外機はビルの屋上で管理上拝見できませんでした。

でも20年近く本当によく頑張ってます!

これからも頑張れ!

 

*エアコン清掃のご用命は

日美装建 株式会社

TEL 011-700-0132 

 

*エアコン入れ替えのご相談は

株式会社AIRNOTE

TEL 011-299-4152

 

 

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