08 1月

エアコンの電気代節約にまつわるお話です。

 

エアコンは家電製品の中でも消費電力は

決して低いとは言えないでしょう。

昨今はエコ仕様の低消費電力タイプが開発されていますが

過信は禁物ですね。

 

一般家庭においてはエアコンの消費電力量は

全体の1/4に相当するといわれています。

 

これはオフィスビルや商業施設、工場などでは

計り知れない電力量でしょう。

 

冷房だけではなく暖房時もそうです。

では私たちにできることは無いのでしょうか?

 

皆さんにもできることはあります!

 

 

①フィルターのお掃除

ルームエアコンの場合

 

 

業務用エアコンの場合

 

フィルターを定期的にお掃除してあげるのです!

するとそれだけで熱交換率を維持できるので、

実質 電気代が軽減されるのです。

A)念のためコンセントを抜きます!

    そしてキャビネットの上フタを開けると網状のフィルターがあり、

    引き抜いて取り出します。

 

B) 柔らかいブラシで擦りながら掃除機でいっきにホコリを吸います。

  特に表面(上面)に埃が溜まるので入念に吸い取ります。

 

C) 次に中性洗剤を溶かしたぬるま湯に浸けてまたブラシで擦ります!

 

D) シャワー(水でOK)でよ~くすすぎます。

 

E) 良く水を切って乾かします。 注)熱や強い力に弱いので気をつけましょう。

 

 

 

 

 

②室外機周りの点検

 

室外機の廻りに物を置いたり、雑草で覆われていませんか?

見ての通り・・手前の吸い込み口付近や背面に障害物があると

熱交換効率が著しく低下し、結果消費電力量に影響がでます。

 

室外機は冷暖房時の熱交換作用で、外の空気を利用しガスの温度を

変化させ、冷房時には温風、暖房時には冷風が出ます。

 

その際、ファンの廻りに障害物があると空気の流れが遮られ

吐き出した温風や冷風をまた吸い込んでしまう事になり、

効率が著しく低下して電気代に更なる追い打ちをかけてしまうのです。

 

また雑草や積雪による障害物は、本機の破損や故障の原因となるのです。

 

また雪の多い地域では雪害を考慮した設置が必須となりますが、

それでも適度に点検は必要です。

 

 

A) 室外機の近くにモノを置かない。

B) 適度な点検をしましょう。

 

 

 

 

 

 

③リモコンの設定

 

省エネを考えすぎて、ON-OFFを手動で繰り返えしていませんか?

電気代UPにつながります! インバーター機能をフルに使いましょう!

 

クルマの燃費って信号待ち後などの発進が多い時ほど悪くなるって

聞いたことありませんか?

 

エアコンも同じです!

機種にもよりますが一般に安定運転時の最小消費電力は200W程度、

それが起動時には900W以上の最大消費電力を必要とするのです。

 

ほとんどのエアコンには自動運転機能が付いています。

その中でもインバーターは単にお部屋の快適温度を限りなく

一定に保つ為だけではなく、

停止させずにアイドリングをさせて常に設定温度になるように

制御しながら消費電力を抑える仕組みとなっています。

極力 自動運転でのご利用をお勧めいたします。

また操作マニュアルを熟読し、その機種の特徴を最大限に生かすことです。

 

 

以上の①~③までの項目をご確認ください。

利用頻度が多いほど電気料金に還元されます。

 

 

 

電話でのお問い合わせ フォームでのお問い合わせ